【5/31(金)17:00~】納骨堂の護持・運営と供養の在り方を考えるシンポジウムを開催します

第3回寺院実務研究会 「納骨堂」を取り巻く現状と課題

納骨堂の護持・運営と供養の在り方を考えるシンポジウム

時代の変遷に伴い、「家」「家督」「家族」というカタチが変化する中で、「供養のカタチ」も変遷を遂げています。種々の事情で若い世代は都市部に集中し、地方は過疎が進み、両親や親族の高齢化等で墓や仏壇を護ることが難しくなってきているのが実情です。墓じまいして納骨堂や合葬墓へ、仏壇を閉じて永代供養へと祭祀の仕方を変える方も増えています。この時代にあるべき納骨堂や合葬墓とは何か。求められている供養のカタチとはどのようなものか。佛教の教えに基礎を置いたあるべき供養のカタチを再確認し、今の時代に即した納骨堂等の在り方を紐解くシンポジウムです。 誰もが安心して喜んで利用できる納骨堂等の建立、運営と寺院等が運営する納骨堂等だからこその良さと宗教家の想いをカタチにする路を一緒に見つけていきませんか?

第1部 今日における納骨堂を取り巻く環境と課題

講師 礼拝空間デザイン室『TSUNAGU』 代表 森口 純一 氏

『供養』が『供養産業』と言われる今、企業主体の永代供養付きお墓ビジネスが増加。一過性の販売スピード力が優先で供養は二の次。話題だった自動搬送式納骨堂も、東京都心部では供給過多で価格破壊状態。樹木葬は、本来の自然派志向から、空き墓地スペースを利用した、ミニ墓石に変化。都心の一部を除いて、供養とお墓の安売り状態。 ここで、見直すべきは永代供養の本来の意味ではないでしょうか。 今こそ、お寺の本領を発揮する時です。

 

第2部 お釈迦様やお大師様の教えから紐解くご遺骨供養のカタチ

講師 真言宗須磨寺派 宗務長/大本山須磨寺 執行長 小池 陽人僧正様

昭和61年生まれで東京都八王子市出身。総本山醍醐寺道場「伝法学院」を卒業し、四国八十八ケ所歩き遍路を成満。 清荒神清澄寺で天堂番として二年間修行。須磨寺では、生涯学習の場としての「青葉会」や「須磨 夜音 音楽法要祭」などを開催。NHK文化講座神戸教室の講師としても活動中。 平成29年6月よりYouTubeチャンネル「須磨寺小池陽人の随想録」開設し、 2週間に一度、YouTubeで法話を配信している。 平成29年9月より、須磨寺テレホン法話で3分間の法話を毎月更新している。

テレホン法話:TEL078-732-5800

 

開催概要

日時
2019年5月31日(金) 17時より

場所
JEC日本研修センター神戸元町 中会議室 B-1
兵庫県神戸市中央区元町通2丁目3番2号 ジェムビル

会費
会員  5,000円 (佑想庵・寺院実務法学会会員)
会員外 7,000円

主催 人の想いをつなぐ 春悠庵/(一社)宗務ネットワーク佑想庵
後援 ㈱スリーマインド 須磨周活連絡協議会

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